GaiXer Medical Agentは、株式会社FIXERが提供する生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」を活用した医療文書作成支援サービスです。藤田医科大学病院の全診療科の協力のもと、品質の高い医療文書作成を実現しました。セキュアな通信環境で生成AIが医療文書の作成支援をすることで医療現場の課題解決に貢献いたします。
生成AIを活用した医療文書作成支援サービスを提供する株式会社メディカルAIソリューションズ(本社:東京都港区 代表取締役:松岡清一・湯澤由紀夫)は、愛知県の中核医療機関である春日井市民病院(院長:成瀬友彦)と、退院サマリー作成支援システム「GaiXer Medical Agent(ガイザーメディカルエージェント)」の導入について、業務委託契約を締結したことをお知らせします。
医師の業務負担の軽減と医療の質向上の両立は、全国の医療現場で喫緊の課題となっています。「GaiXer Medical Agent」は、電子カルテの診療記録からAIが退院サマリーを自動生成するサービスです。すでにIBM社製の電子カルテについては、藤田医科大学における先行導入で品質と安全性が確認されています。今回、他ベンダー製の電子カルテを導入している春日井市民病院でも高い互換性が実証され、導入が決定しました。本導入は「GaiXer Medical Agent」が持つ高い汎用性を証明するものです。地域医療を支える中核病院での導入は、全国の多くの医療機関への展開に向けた大きな一歩となります。
■本システムの特長
「GaiXer Medical Agent」は、電子カルテに表示された「サマリー生成」ボタンをクリックするだけで、患者基本情報・診療記録などから必要なデータを抽出し、わずか数秒で退院サマリーの下書きを作成するシステムです。下書きは自由に修正でき、電子カルテに転記が可能な仕組みになっています。
これまで1件あたり10~15分かかっていた書類が、わずか数回のクリックで作成できるため、先行導入した藤田医科大学病院では医師の92%が「業務効率化につながった」と評価しています。(※1)